プロが教える余興ビデオの撮影方法『趣味の自転車を撮る』
「余興ビデオで趣味を紹介したい!」という方はかなりいらっしゃいますが、撮影時のトラブルが多いのが『自転車』。「撮ってみたけど手振れがすごくて使えなかった」「どこから撮影すればかっこいい動画が撮れるか分からない」「風の音がすごくて声が入っていない」などなど、想定していなかったトラブルがいっぱい。
リンク先の動画は、レンタルαさん主催 の動画コンテストで優勝した自転車映像で、プロの方が撮影したようです。かっこよく撮れてますし、編集もうまいですね。よくまとまっているので、インタビュー内容を変えるだけで結婚式にも使える構成です。こんな風に撮るにはどうすれば良いか、プロの撮影テクニックを一挙公開します!
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機材の準備
アクションカムで撮りましょう
iPhoneは非常に高性能なカメラ機能を持っていますが、自転車に取り付けて撮影すると手振れで大変なことになります。検証してくれた方に感謝しつつ見てみましょう。
そこで、ぜひ使用していただきたいのが「アクションカム」。
強力な手ぶれ補正が着いている小型カメラです。画像はSONYのHDR-AS200V。
iPhoneとの比較動画がありましたので、こちらをご覧ください。
その差は歴然ですね・・・
SONY以外にはGoProも有名で、24,000円から上位機種で6万円くらいで購入できますが高いので、おすすめはレンタル。1日3,000円前後で借りられるのと、取り付け器具の案内もしてくれるのでオフラインセンターなどで借りるのが良いと思います。
もし、どうしてもiPhoneで撮りたいということならヘルメットや体に固定する器具がありますのでOptrixなど、「ヘルメットマウント」や「チェストマウント」で検索してみてください。ただ、最近は下火になってきているようでiPhone6用がないかもしれません。
ヘルメットに固定して撮った動画がありましたのでご紹介します。
自転車本体に固定するより圧倒的にブレなくなりましたが、ヘルメットの場合は顔を動かすとカメラも動くのでそこだけ注意してください。
意外と難しい「音声」
走行中は風の音が入るので、普通にしゃべったのでは音声が入りません。プロはどうやって収録しているのでしょうか?動画の襟元をよーく見てください。黒いモフモフしたものが着いているはずです。
風の音を低減する「風防(ウインドジャマー)」がついています。これをつけてギリギリまで顔に近づけてようやくまともに声が拾えるので、iPhoneやアクションカムの内臓マイクでは無理と言って良いと思いますので走行中の映像だけ使って、後からBGMとナレーションを入れて編集します。
撮り方のコツ
実際の撮影は、最低でもカメラマンとアシスタントの2人態勢で臨んでください。例えば車で自転車の隣を並走して撮影する場合などは車の左側に自転車がいるため、ドライバーがいないと非常に危険ですし、都市部での撮影では路駐せざるを得ないので留守番役がいると重宝します。駐車場に停めに行く間に少しでも撮影できると時間が有効に使えるのでアシスタントはあなどれません。
「トラブル」と「挫折」の瞬間を撮る
よく、「撮影し続けた方が良いか、必要なシーンだけ撮影したほうが良いか」という質問を受けます。かっこいい動画を作るのであれば必要なシーンだけで構いませんが、バラエティやドキュメンタリー風にしたいのであれば長時間録画をして、「主人公が挫折しかける瞬間」を狙ってください。例えば、疲れて座り込んだまま動かない、「まだこんなに残ってるの!?(距離的に)」などのコメントが物語の起承転結を作る上で必要です。出発→順調に走行→まずは●●地点を無事に通過→インタビュー(順調な感じ)→トラブル→刻々と状況悪化→それでも頑張る→達成→インタビュー というような流れが作れれば、あとは音楽と編集で感動的な動画が出来上がるでしょう。「トラブル」や「挫折」の瞬間を撮影するために、長時間撮影をしてください。
カメラの取り付け位置
実際の撮影に入る前に、カメラの取り付け位置で映像がどう変わるかを見てみましょう。非常にうまくまとめてくれていますので、ぜひ高評価ボタンをお願いいたします。
自転車からの視点なら、この組み合わせで十分です。あとは車で並走したり、待ち伏せして風景とセットで撮りましょう。
かっこいい動画に仕上げる構図集
最後に、撮影する構図をまとめてみました。出発時にこのリストを全部撮り、中間地点で撮り、ゴール地点でも撮ればかなりのクオリティで動画が出来上がるはずです。チェックリストとして使ってみてください。
車から撮る構図
□横から並走(10秒以上)
□前から並走(10秒以上)
□後から並走(10秒以上)
□斜め前方から並走(10秒以上)
□斜め後方から並走(10秒以上)
□並走して徐々に自転車が車を追い越す(スピードが速い表現)
□並走して徐々に自転車が車に追い抜かれる(目的地が近い時、または疲れている表現)
□顔のアップ
□足のアップ
□車輪のアップ
□車からの風景
降りて撮る構図
□カーブや坂で最初は見えないが段々出てくる
□通過
□途中の風景
□広い風景の中を走っている姿
□看板など場所が分かるもの
自転車からの構図
□前方風景
□乗っている人の顔アップ
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