動画制作サポート事例
プロが教える余興の作り方
情熱大陸・プロフェッショナル風

プロフェッショナル風余興制作サポート

この記事は、リモートスタジオの余興動画編集サービスをご利用いただいたお客様に、企画の作り方や撮影方法の制作サポートを行った事例です。

プロフェッショナル風余興制作サポート
この記事は

お店でプロと相談しながら動画が作れる余興編集サービスの紹介です。制作実績2000個超のノウハウで余興作りをしっかりサポートします。

情熱大陸・プロフェッショナル風余興とは

この動画のポイントはカッコよさ!
真剣に仕事に取り組む姿がカッコいい。インタビューから仕事への情熱も見えてくるし、同僚や上司からのメッセージも聞けます。結婚式なら結婚相手への想いが見えてきますし、内容の詰まったムービーが仕上がるんです。

来店された来たお客様が立ち合い編集中に言ってました。
「結婚式の余興でこんな風にかっこよく紹介してくれるなら、俺の時もこうしてほしい!
確かに今まで作ってきた経験からしても絶対ハズレが無い余興です。

プロが作り方をアドバイス

「作りたいけど、構成をどうしたらいいか分からない」という相談を受けたのがきっかけでした。この余興。スケッチブックリレーとかお祝い動画と違う難しさがありますからね。皆さん構成が作れなくて挫折してしまうんです。そこで、余興編集の一環として行っている企画構成サポートをご利用いただく事になりました
企画構成サポートはどんなサービスかというと、お客様の作りたいイメージを確認して、それならこんな作例がありますから、冒頭はこういう入り方で、内容はこんなのでどうですか?と提案する内容です。絵コンテを作成して全体構成を打合せする場合もあります。
どんな提案やアドバイスをしたか、紹介していきます。

物語の始め方


インパクト!

ドキュメンタリー系動画の始まり方はインパクトがあると良いです。始まり方からして「カッコいい…!!」と思えるシーンがいいですね

「カッコいい」と感じる動画は、

  • 物事に対する本気度
  • 情熱
  • 真剣さ

これが伝わる動画です。
「緊迫感」なんて分かりやすいですね。
例えば消防士。鳴り響く緊急出動アラーム。あわただしく着替えて消防車に乗り込む姿。ナレーションで「ここは地域の暮らしを守る最前線」と入れればもうすでにカッコいい。
「緊迫感」は伝わりやすいんですが、職業が限定されますよね。でも要するに情熱や真剣さが伝わればOKです。これと張り合える状況は何なのか。実際の制作サポートではお客様の職業を伺い、こんな作例がありますから、冒頭はこういう入り方でどうでしょう?と提案しながら打合せしました。消防士、弁護士、医師、看護師、営業などなど、作成例は色々あります。

インタビューの準備をしよう

ある程度構成が決まったら撮影に入ってください。仕事中風景とか通勤風景とか撮るものは色々ありますが、余興の場合は主人公インタビューから撮っていくのが作りやすいと思います。なので、まず準備するのは「聞きたい事リストの作成」です。仕事や結婚する女性への想いなどどんな事をインタビューするのか、どんな事を聞いたら主人公がカッコよくなりそうか考えてみてください。

聞きたい事リストを作成したら、そのリストを事前に主人公に送るのがおすすめです。あえて事前に送るのは、そのリストの事をしっかり思い出して考える時間をとってもらうため。この企画は本音を暴露する番組じゃなくて、情熱や真剣さを伝える番組ですからね。当日急に聞かれてたどたどしくなるよりは、ビシッと決めてほしい。だから主人公に自分の考えをまとめる時間をあげてください。

インタビューのコツ

ドキュメンタリー番組だと、主人公が自分から熱く語っているように見えますが違います。インタビューする人が上手く聞き出して、編集でインタビューワーの声をカットするとあら不思議。主人公の声だけ残って熱く語っているようにみえるんです

なので、インタビューのコツはインタビューする人が上手く聞き出す事。具体的にアドバイスした内容はこちらです。

撮影時間は長くなってOK

1~2分以内ですべて答えようとする方がすごく多いんですが、インタビューの撮影時間は長くていいんです。撮影時間が短いと本気の言葉が出てこないですから、短く終わろうという考えを捨ててください。良い言葉が聞き出せるまで粘るんです

話を掘り下げよう

「仕事で心がけていることはありますか?」という質問に対して「心がけているのは、仕事は楽しくですね」と答えがきたらすぐ次の質問に行かずに「楽しくですか。それはどんな時です?」と具体的に掘り下げてください
たまにあるのが一問一答形式。一問一答形式で答えるとドキュメンタリーで大切な「本気度、情熱、真剣さ」が伝わりません。必ず深掘りしてください。

インタビューする人が気を付ける事

主人公がしゃべっている時に「うん」とか相槌を挟まないよう気をつけて下さい編集でインタビューする人の声だけをカットする事はできません。後で後悔します。でも、インタビューって相槌があった方がしゃべりやすいんですよね。上手い方法があるのですが、さすがにこれは公開せずに伏せておきます。それと、インタビューされる人が必ずある事をしてから答えると、使える素材がぐんと増えるコツもあります。制作サポートを受けたらぜひ聞いてみてくださいね。「相槌の打ち方」と「質問に答える前に言ってもらう事」と聞いてもらえるとすぐ分かります。

声をクリアに録る方法

カメラのマイクは性能が悪いんです!
人間の耳は良くできていて聞きたい音を聞き分けられますが、カメラのマイクはそうはいきません。車の中や居酒屋など周りの騒音がうるさいと声がかき消されて何を言っているか分からないという事が起こります。そんな時に役に立つのがワイヤレスピンマイク

マイク自体を近づければ声も入りやすいので、騒音環境で力を発揮します。最近は安くなって3500円で買えました。実際にテストしてみたのですが意外と良いですよ。

ただし、ワイヤレスピンマイクは接続に失敗すると音声がすべて消えます。業務用のワイヤレスマイクはバックアップシステム付きのがあり、レンタルすれば5000円程度で借りられます。機種名はお尋ねください。

ピンマイクを使わなくても、スマホのボイスレコーダー機能を使ってもOK。机にさり気なく置いておくだけで割といい音がとれます。

撮影のコツ

撮影は角度や被写体の大きさを変えて多めに撮ってください。大量の素材が来ても問題ありません。心配しないでどんどん撮ってください。周りの風景や看板など場所が分かる物も必要です。建物を取る時は、なるべく全体が見える方が良いです。駅などで名前が入っている場合は尚良いです。

そして撮影が終わったら、データは編集が始まるまで削除しないでください。間違って使う映像を削除する例が結構多いです。

ドキュメンタリーっぽくなる撮影方法は、歩きながらや、運転しながら質問に答えたり、インタビュー中に関連する動画を差し込んだりとコツがあるのですが、企画内容によってアドバイスが変わりますし、インタビューの内容によって差し込むイメージ動画の内容が変わります。状況に応じたアドバイスが必要なので制作サポートで聞いてみてくださいね。

編集のポイント

プロにお任せすれば素敵に仕上げてくれます。番組によって作り方が微妙に異なるので、編集担当に希望を伝えてください。
ここでは編集で実際どのように作っているかを紹介します。細かい一つ一つの積み重ねが本物そっくりのクオリティになるポイントです。ロゴデザイン、書体、色テーマソング以外の音楽の使い方ナレーションインタビュー動画の繋げ方。全てに気を配って編集を進めています。

ロゴデザイン、書体、色

左上のロゴマーク、名前やテロップ(文字)が入ると本物っぽくなります。名前は「明朝体」テロップは「ゴシック体」など書体にも気を付けています。

プロフェッショナル風パロディ-テロップデザイン

テーマソング以外の音楽

プロフェッショナル仕事の流儀ならスガシカオのProgress、情熱大陸風ならエトピリカ。「ああ、あれか」と誰でも思うはずです。でも、それ以外の部分でも音楽が流れているのに気がついていますか?緊張している時に流れる曲、心温まるメッセージの時に流れる感動系の曲。テーマソング以外の音楽を適切に使うのも大事です。すぐに選曲できるようライブラリ化してありますが、プロに完全お任せもOKです。

ナレーションでストーリーを補う

バラバラの素材を繋ぎ合わせて一つのストーリーにまとめあげるのがナレーションの役割です。これを入れて初めて全体のストーリーが見えてきます。だからナレーションを入れる前は完成形が見えにくいんですね。撮影が終わって編集を始める段階では、本当に形になるのだろうか。完成するのだろうかと不安になる方が多くいますが、大丈夫です。プロに任せてください。

ナレーションのもう一つ大事な役割は、動画が撮れなかった部分をおぎなう事です。例えば会社を創業した時の事務所写真が無いようなケース。ナレーションを入れつつ、Googleの衛星写真や日本地図を入れれば写真がなくても紹介することができます。結婚式の余興の場合だったら、例えば新郎インタビューで奥さんへの想いを語っている部分が痛恨の機材ミスで撮れなかった場合、「口下手な新郎だが、取材班は後日こんな情報をキャッチした」とナレーションを入れてから言いたかった事(言わせたかった事)をナレーションで紹介する流れにすることもあります。

ちなみにナレーションは来店時にリモートスタジオで収録することも可能です。事前にスマホで収録する場合はコツをお伝えしますが、編集すると内容が変わることが多いのでナレーションは一番最後に作った方が良いです。

インタビュー動画の繋げ方

さぁ、ドラマを作りましょう。カッコいい言葉を繋げて、その人の言いたい事を簡潔に要約して、分かりやすく視聴者に伝えるのがインタビュー動画の編集です。言った言葉を並べ替えて再構成するわけですから頭をフル回転させます。
どんな繋げ方をするのか、具体例を見てみましょう。

100年持続可能なクリニックであること、持続可能なんですね。(質問者:「持続可能」ですか?) 持続可能っていうのは~(約1分説明) つまりそれはうちの理念に書いてある、理念ビジョンミッションに書いてある、一番最後に書いてある一文なんです。また来たいと思えるクリニックであり続けること。

これを短く再構成します。↓
「100年持続可能なクリニックであること。つまりそれはうちの理念に書いてある、一番最後に書いてある一文なんです。また来たいと思えるクリニックであり続けること。」
こうやって要約していきます。この時、質問者の声はなるべくカットします。そうすると主人公が熱く語っているように見えます。

構成にメリハリをつけよう

「情熱や真剣さ」これがドキュメンタリー動画に大事なんですが、これらを強調するためにあえて「挫折」や「困難」をストーリーに追加する事があります。会社であればリーマンショックや東日本大震災による経営難。結婚式であればケンカした話。強いヒーローが勝ち続けるよりも、負けて悩んで強くなる展開の方が多いですよね。ドキュメンタリーも一緒です。困難に立ち向かって、打ち勝って、成功してこそ、視聴者の心を掴むわけです。
あと、「発見」の要素もあると良いです。知らなかったことが分かる。主人公の想いとか、周りからの評価とか、昔の出来事とか。結婚式での上映なら、主人公の仕事自体が列席者にとっては「発見」かもしれません。普段こんな仕事してるんだとか、仕事中の雰囲気は普段と全然違うねとか。

編集技術的には、メリハリを表現するのにBGMを使います。明るい曲、緊張感のある曲、暗い曲、感動的な曲。シーンごとに曲調を変えて演出します。あと、細かいテクニックですが曲の終わりにわざとエコーをかけたり、リバーブ(反響)させたりもします。

制作スケジュール

情熱大陸やプロフェッショナル風動画は企画構成、撮影、編集と色々やる事が多いです。いったい制作にどれくらいの時間がかかるのか気になりますよね。
まず、リモートスタジオが編集した場合、作業時間は6時間~10時間程度です。1日で終わらないので、打合せをしてお預かりして作業する事が多いです。
撮影はお客様で行う事が多いのですが、1日~2日程度の印象です。このパートはAさん、このパートはBさんと分担している例もありました。
企画構成は、オンライン来店で構成サポートを行ったり、その後で余興担当者間で打合せしたり、1~2週間程度かかります
合計すると最短1週間~2週間程度です。

最後に

情熱大陸やプロフェッショナル風動画を弊社の制作サポートを受けながら作った事例を紹介させていただきましたが参考になりましたでしょうか。この動画は1個1個しっかり準備していけばそれほど難しくはありません。その人その人で自然と内容が変わるので、同じ仲間グループ内で何度やってもいいネタです。毎回同じ余興でマンネリという方にはぜひおすすめしたいですね。

不明な点や相談などありましたら、お客様相談窓口をぜひご利用ください。

※ここで紹介したのは「お客様が撮影する場合」の作り方です。本物のドキュメンタリーや会社の周年イベント用コンテンツなど、プロが制作する場合とは流れが異なります。

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15年以上動画を作ってきた経験が、きっとお客様のお役に立てるはずです。専門用語を羅列したり、押し売りをするなどといったことはありません。安心してご相談ください。

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