余興ムービーの音楽著作権に注意!
音楽使用料を無料で使うには
音楽著作権は主に結婚式関連で問題になりますので、ここではウェディング関係に絞って解説します。
Remote Studioの編集で音楽を使う流れはこちらをご覧ください。
ここ5年くらいで音楽の著作権が厳しくなり、利用申請が必要だったり使用料を支払わないといけないケースが増えてきています。著作権管理に厳しい会場だと、音楽の利用申請をしていないDVDは上映できないので使用料に8000円払えと言われるケースもチラホラありますが、1曲8000円って高すぎ!なぜCDを買うより高いのかと言いたくなります。
簡単に言うと、BGMなしのDVDと音楽CDの2つを会場に持って行って、音響担当にDVDとCDを同時に再生してもらいます。ただし、微妙にタイミングがズレるのでダンスなど音楽に完璧に合わせたムービーには向きません。また、この方法が使えるのは1曲のみの時で、2曲使う時はCDを入れ替える必要があるので対応してくれない会場があります。事前に確認が必要です。音響担当がタイミングをミスすると取り返しがつかないので、リスク回避のために断る会場も多いですね。
BGMなしのDVDとCDを持って行って、「これで上映して下さい。上映のタイミングはこちらの音楽ありDVDで確認してください」という方法です。会場もミスするリスクがあるので、DVD+CDで上映したことにして実際は音楽入りDVDを上映するというケースがあります。著作権法には「検討の過程における利用」つまり上映しないものなら罪になりませんという部分があるのでそこを利用した方法ですね。過去にムービーを自作したお客様が、この方法なら著作権の厳しい挙式会場でも突破できたという話を複数聞いています。
ただ訴訟になった時本当に大丈夫なのかは分からないので、あまりおすすめしません。自己責任でお願いします。
大手ウェディング会場は個人で作ったDVDも含めてしっかり使用料を取ってきますが、その他の挙式会場は見逃してくれる所が多いのも事実です。著作権法が訴訟を起こされない限り罪にはならない法律なので、個人相手にいちいち裁判しないだろうと考えているのだと思います。
お祝いの席に不備があってはよくないので、しっかり申請するという場合は挙式会場かRemote StudioでISUM(アイサム)を通して音楽の利用申請と使用料の支払いを行います。ただ、すべての曲を申請できるわけではありません。データベースに登録されている曲のみ申請できますので、まずは曲を検索してみてください。(検索する時に1文字でも間違っているとリストに出てこないのでご注意ください)
個人で作成した余興ムービーの場合、ISUMを通した申請ができません。音楽の権利を管理している団体に直接問い合わせることになります。有名所だとジャスラックやRIAAがありますが、曲によって管理している団体が異なるため窓口を見つけるのが大変です。
ISUMのお問い合わせフォームから手続き先を案内してもらえるので利用してください。
市販されているCDの曲は残念ながらありませんが、利用申請もいらなくて使用料もかからないのが著作権フリーBGMです。WEBでは色々な楽曲が公開されています。
メッセージムービーなど、BGMの音量を下げて使うような余興でしたら著作権フリー曲で十分かもしれません。
レンタルやiTune等のデジタル配信曲はライセンス上使えません。購入したCDが必要です。中古はOKなのでAmazonやブックオフオンラインで安い物を入手してください。Remote Studioで代理購入することも可能です。予約した編集日に間に合わない場合や手間を減らしたい場合はご相談ください。
予約した編集日の前に、音楽を利用する上で制限があるかどうか挙式会場に確認してください。会場によっては市販楽曲を一切使えない所が稀にあります。また、お電話いただく際、ブルーレイに対応しているかとスクリーンの縦横比が4対3または16対9のどちらかもお尋ねいただくと編集時に役立ちます。
音楽の使い方や会場で何か制限があるか等を検討して、最適な方法を提案いたします。ISUM(アイサム)を通した著作権の申請にも対応していますのでご安心ください。
ボーカル曲
オルゴール
感動系
映画予告風
戦闘シーン
冒険映画風
悲しいシーン