プロが教える卒業式謝恩会ムービーの構成ネタ
卒業式や卒園式の謝恩会で流す思い出動画。謝恩会役員になって作成を任されたけれども何をしていいか分からない!どんな物を作ればいいの?と企画段階で悩んでいるという相談をよく受けます。
そこでこの記事では、謝恩会動画の構成ネタや人気の演出を紹介します。企画会議などでこの記事を持ち込んで、ぜひ活用してください。やりたい事を話し合いながら決めていくとスムーズに動画の構成が決まるかもしれませんよ?
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謝恩会ムービーってこんな構成
まずは他の方がどんな動画を作っているか紹介します。よくあるのはこんな構成。
◆全体(10~15分)
- オープニング(30秒前後)
- 思い出写真スライドショー(2~3分)
- 動画。内容は保育園・幼稚園なら、お遊戯会動画や合唱。
学校や部活動なら、試合ダイジェストや、修学旅行など。 - 先生達からのメッセージ(2~4分) 動画・写真どちらでもOK
- スライドショー②(先生との写真)
- 写真が集まって1枚の写真になるフォトモザイク演出でエンディング
こんな感じに写真スライドショーや動画を組み合わせて作っています。実際はもっと色んな演出があるので紹介していきます。
こんな動画は避けましょう
まずは、注意点から。
- 写真にうつる子がいつも一緒&出てこない子がいる
→なるべく出てくる回数が均等になるように写真を選びましょう - 写真が延々と続いて間延びする
→動画を挟んだり、文字だけにしたり、展開にメリハリを付けましょう - 長すぎて途中で子供が飽きちゃった
→どんなに長くても20分以内! 10分前後がおすすめです。
オープニング
最初が肝心!オープニングが良いと子どもたちの反応が違います。カウントダウンよりは、作りこまれているテンプレートの方がおすすめです。
リモートスタジオのテンプレートはこちらで一部を公開しています。
思い出写真のスライドショー
写真を過去から現在へ時系列順に流すのは定番ですね。卒業生が均等に登場するように写真を選んでいくのが重要です。
「イベントの写真」「先生との思い出」「普段の風景」という風にテーマごとにまとめるのも良いです。構成にメリハリが出ます。
デザインにも凝りたいところです。こちらからスライドショーテンプレートの一覧が見れます。
成長ビフォーアフター
入学時の写真と卒業時の写真を比べる演出です。
横並びに2枚同時に出してもいいですし、1枚出した後にもう1枚を出す方法でもOK。
〇〇ベスト5
先生の好きなところベスト5や、校内で好きな場所ベスト5といった風にランキング形式で発表していくと盛り上がります。
例えば、生徒に思い出に残っている事を5つ言ってもらって、そのインタビュー動画を撮って編集します。
———–
生徒A「赤」
↓
生徒A「磯野くん大活躍!」
↓
生徒B「大逆転が忘れられない」
↓
生徒C「学年対抗リレー」
↓
文字で表示『運動会』
↓
運動会の写真スライドショー5枚程度
———–
という演出です。ランキング2位は何? 1位は絶対あれだよね!という風にクイズの要素が入って盛り上がります。(本当にクイズ番組風にした例もあります)
手書きメッセージ
先生への感謝の言葉を書いたり、楽しかった思い出を書いたり、紙に書いた手書き文字を加工して動画に載せる演出です。
手書き文字の加工はリモートスタジオで行います。メッセージを書いた紙を送っていただくだけでOKです。
運動会や合唱などのイベント動画
発表会や体育大会などのイベントは動画が残っていることが多いです。写真だけのスライドショーに少しでも動画が入ると雰囲気が変わるため、何かしらの動画を入れることをおすすめしています。
メッセージ動画や手紙
生徒の動画を撮るもよし、先生達にお願いしてメッセージをいただくもよしです。
内容は、下記のようなものがあります。
- 思い出
- 仲間へ
- 将来の夢
- 先生の好きなところ
動画は恥ずかしいという方にはメッセージを書いていただいてもOKです。エンドロール式に下から上に流すことも可能。
エンディングのおすすめ演出
写真が集まって1枚の写真になるフォトモザイク演出。クラス皆の顔写真が集まっていって集合写真になるという使い方をします。
1画面にみんな集まって、一斉に「おめでとう!」と言う画面分割の演出。
こちらは個人情報の関係でサンプル動画がないのですが、雰囲気的にはこんな感じ。
感動的なムービーに仕上げる方法
まず大前提として、「子どもが見て楽しい動画」と「大人が感動する動画」は作り方が違います。謝恩会向けのブログ記事ですから、ここでは「大人が感動する動画」の作り方を紹介します。
(中高生は大人の感性に近い印象です)
端的に結論から言うと感動的な動画とは、
音楽の盛り上がりに合わせて、
言葉や写真をタイミング良く出す動画です。
要するに、
- 泣ける曲を選んで
- 良い言葉を字幕で出して
- 歌い出しやサビに合わせて良い言葉を字幕で出す
という事です。色々作ってきた経験からこれだと思っています。
BGM選びが5割
音楽、とても大事です。
選曲が微妙だと、どんなに頑張って編集しても感動的にならないんですよ。曲が良いと写真を並べただけの初期段階でもイイ感じになりますから、音楽が大事なのは間違いなし。
言葉が3割
次に、言葉です。感動する言葉。
謝恩会なら、
- 子どもが成長した達成感
- 思い出、なつかしさ
- 別れ
- そして新しいステージへ
といった所ですね。
文例集はここに入りきらないので割愛します。(お申込み後のサポートで送っています)
タイミングが2割
そして最重要ポイント。音楽の盛り上がりに合わせる。どういう事なのか例をあげて説明します。
例えば、下記の秒数で展開が変わる曲があったとします。
- 0秒:イントロ
- 16秒:歌い出し~
- 58秒:1番サビ
- 1分27秒:2番歌い出し(間奏無し)
- 2分11秒:2番サビ
- 2分41秒:展開
- 2分54秒:3番サビ(静かめ)
- 3分10秒:転調サビ(盛り上げ)
- 4分10秒:サビ終わりアウトロ
- 4分26秒:終わり
歌い出しまで16秒間は校舎や無人の教室の写真を4秒くらいでゆっくり表示。雰囲気を出します。歌が始まったら「6年間通った菊名小学校」と字幕を3~4秒入れて、その後にスライドショー。1番サビで字幕と写真を交互に。写真は2秒くらいで早めに表示して………
という風に音楽の盛り上がりに合わせます。合わせるのは、写真や字幕を出すタイミング、長さ、デザイン、などなど色々。
こういう作り方をするという事は、曲によって最適なタイミングや構成が違うという事です。更に言えば、サビで盛り上げて終わる曲なのか、静かに終わる曲なのか、って写真で終わった方がいいのか、言葉で終わった方がいいのか、構成にも影響が出ます。
ただ、感動的に仕上がった動画を見ていて共通するのは、先ほど挙げた3つのポイント。
- 泣ける曲を選んで
- 良い言葉を字幕で出して
- 歌い出しやサビに合わせて良い言葉を字幕で出す
これで間違いないんじゃないかと思っています。
細かい事を言えば、デザインの良さや、すげー!と言われる画面効果とかCGとかあるんですけど、「人が感動するポイント」というのはそういう小手先の技術じゃななくて音楽と言葉なのではないでしょうか。
リモートスタジオの制作サポート
謝恩会動画は個人情報の関係でサンプル動画が少ないのが難点です。リモートスタジオでも丸ごと資料として出せるものがないのが大変恐縮です。
代わりとして、お申し込み後に過去の制作事例をExcel化した絵コンテをお渡ししております。
また、来店やテレビ電話での対面打合せも可能です。企画構成の相談から、写真の集め方、編集に関する事など、直接話して相談できて良い。初めてでも安心とのお声をいただいております。
料金プラン
通常編集プラン
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~10分 | 70000 | 素材量の目安:写真80~120枚、動画2分程 | |
~20分 | 80000 | 素材量の目安:写真150~170枚、動画4分程 |
オリジナル制作プラン
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編集作業30分/4000円 目安作業時間:10時間~15時間 80000~120000円 ※要見積り |
DVD・ブルーレイ複製
※編集とセットでご依頼下さい |
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10枚~ | ¥1000(税込¥1100) | ||
20枚~ | ¥900(税込¥990) | ||
30枚~ | ¥800(税込¥880) | ||
40枚~ | ¥700(税込¥770) | ||
50枚~ | ¥650(税込¥715) | ||
100枚~ | ¥600(税込¥660) |
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15年以上動画を作ってきた経験が、きっとお客様のお役に立てるはずです。専門用語を羅列したり、押し売りをするなどといったことはありません。安心してご相談ください。
大変恐縮ではございますが2023年9月~12月は大変多くのご依頼をいただいており、一時的に新規のご依頼受付を停止しております。
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