プロが教える余興ビデオの撮影方法「基礎編」

撮影基礎編
撮影基礎編

披露宴で余興動画を見てはいたけれど、作るのは初めてという方。実際に撮影してみると意外と難しいし、どう撮っていいか分からないことがいっぱい。そんなあなたに現役カメラマンが撮影の注意点やアドバイスを一挙ご紹介します。

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ビデオカメラとスマホ、どっちがいいの?

vsスマホ

まず撮影機材ですが、これはどちらでも編集できますし両方とも使ってもかまいません。持っている機材で撮影していただいて良いと思います。あえて比べるのなら、ビデオカメラは強力な手振れ補正とズーム機能があり、スマホだとスローモーションやコマ撮りなど面白い機能がついています。音声についてはスマホは一部機種(iPhone)でノイズが乗ることがあるのでビデオカメラの方が向いています。総合力はビデオカメラの方が高いので、両方ある場合はビデオカメラをおすすめしています。

スマホは横で撮影

ついつい縦で撮影してしまいがちですが、会場のスクリーンは横長なので縦で撮影すると左右が空いてしまいます。縦で撮影しても編集はできますが、人物が小さくなってしまうのでできるだけスマホは横にして撮影しましょう。

メッセージは近づいて撮影

プロの現場で音声を収録する時は、カメラ付属のマイクではなく、画像のように棒に取りつけて話し手に近づけて収録しています。(画像出典:MASTERING FILMSより) マイクは近くの音しか拾わないため、カメラの位置では周囲の雑音に紛れてしまうのです。
とはいってもこんな棒(ブームといいます)はないので、スマホやハンディカムで撮影する時はなるべく近づいて大きな声で話してもらうのがベストです。
それでも、風の強い日や居酒屋など外の騒音がすごい場合もあります。なるべくそういう状況では撮らない方が良いですが、どうしてもという時は、ハンズフリー通話で使うBluetoothマイクを使って収録するという裏技もあります。ただ、機種や撮影アプリによっては対応していないこともあるので事前にテストをした方が良いです。(SONY Experia SO-02f + 動画撮影アプリCinema FV-5でBluetoothマイクが動作することを確認)

カメラマンは話さない

マイクは近くにいるほど音声がとれる。ということは、カメラを持っているカメラマンの声が一番大きく録音されやすいのです。撮影しながら普通に話してしまうと相手の声よりも自分の声の方が大きく録音されてしまうので注意!声がかぶってしまうと編集で調整できなくなるので、相槌はうなずくだけにしたほうがクリアな音声が収録できます。

暗いところでの撮影

暗い所で撮る時は、まず周りを見て街灯を探してみてください。今の場所から少し移動したり角度を変えてみるだけで明るい場所が見つかるはずです。懐中電灯やカメラ用のバッテリーライト、車のハイビームなどを使用するのも良いかもしれません。

街灯の中には下から照らすものもありますが、お化けになってしまうので撮影する人が気を付けてあげてくださいね。

前後+3秒で撮影

スマホは録画ボタンを押してからしばらくしないと撮影が始まりません。最悪の場合、メッセージの冒頭が切れて途中から始まっていることも・・・ そうならないために、録画ボタンを押したら、『5、4、3、2、(声が被るので1だけ言わない)、』とカウントダウンしてあげるとベスト。

撮ったらその場で再生チェック

撮影が終わったら、しっかり撮れているかその場で再生して確認してみましょう。声がうまく入っていなかったり、手振れがすごかったり等、撮影している時には気が付かなかったことがあるかもしれません。

撮影素材は絶対に消さない

弊社に編集を依頼する場合は使用する素材をピックアップして事前に整理することをお願いしていますが、その際に絶対に撮影素材を消さないでください。編集中にあのシーンやっぱり使いたい!ということがよくあります。素材のピックアップはファイル名を紙に書き出すか、別のフォルダにコピーして絶対に削除しないようにしてください。

LINEとメールは画質が落ちます

LINEで送る時は、こちらの記事を参考にして画質が落ちない方法で送ってください。メールに添付すると画質がかなり落ちますので避けた方が無難です。Remote Studioの場合は、ファイル送信WEBサイト(お客様ごとに専用IDを発行)を友人で共有してもらっています。その他の方法はAndroidならGoogleドライブにアップロードして共有、iPhoneならiCloudで送るという方法もあります。

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15年以上動画を作ってきた経験が、きっとお客様のお役に立てるはずです。専門用語を羅列したり、押し売りをするなどといったことはありません。安心してご相談ください。

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